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イタリアへの旅行記 No.65 Alberto Martinenghi 社


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 取引を始めて30年ほどになるだろうか。
私は、ただの取引メーカーというだけではないものをこのメーカーに対して持っています。

 もっと身近なもの。
いつものようにアポイントを取って、いつもの場所に、
いつものようにその時間に訪れて、いつものように出迎えてくれる。
そしていつものように仕事が始まる。

 そんな関係。
そんな関係の彼らをもう一度ご紹介します。

 なぜもう一度などと思ったのかと言いますと、久しぶりに彼らの仕事ぶりを見て、
「やはりすごいな」と思ったからです。

 「Nobu、このバッグのここを見てくれよ」
と、アルベルトさんがnobunozaオリジナルビジネスバッグのボディーの一部分を指差した。
よく見るとボディーの端部がが少し膨らんでいる。
「この頃、棚に置いてあったバッグのこの部分が凹んで気になっていたんだ」

 改良した部分を見せながら内部に仕組んだパーツを持って来て説明してくれた。
誰に言われなくとも自身の美意識でもって改良を重ねていく。
これが彼らの流儀だと改めて知らされた。

 工場では、nobunozaの新トートバッグが制作されている最中だった。
息子のマッシモが、厚さ10mmはあるバッグのエッジを筆で塗装していた。
「ラファエロみたいだろう」
と、手を止め、笑いながら話しかけてきた。

 アルベルトさんも入り、2人で作業が進んでいく。
真剣な表情でバッグの隅々までチェックし処理していく。

 そういえば、いつも打ち合わせの時間が多くて作業をゆっくりを見たことがなかった。
カメラを向けて改めて彼らの真剣な仕事ぶりを知った。
やはり優れたメーカーだなと。

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工場での作業風景。父と息子が隅々まで真剣にチェックして作業か進められていた。(弊店のバッグを製作中)