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イタリアへの旅行記 No.83
Hotel Bologna

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このホテルのことを書くのは何度目になるだろうか。

いかに居心地がよいか、料理やサービス、そしてオーナーのCasareの人柄、
そんなことを書いてきました。

しかし今回のことは今までとは次元が違う出来事だと思いました。
ブログにも書きましたが、部屋のカラーのこと、そして私の写真が飾られたこと。


*全ての画像はクリックすると拡大画像を見ることが出来ます。

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今年の2月、このホテルのレストランで友人のFranco夫妻と食事をしていると、
オーナー夫人の Paolaがやって来て、
「Nobu、今このホテルの壁の塗り替えをしているの、
 Nobuの部屋は色はどんな色がいい」
と聞かれた。

Nobuの部屋というのは、
ここ数年このホテルに宿泊するといつも301号室を使っていたからで、
4階にはこの1部屋しかなく静かで気に入っていた。
Paolaに予約のメールを送るといつもこの部屋を用意してくれていた。

「そうだな。Azzurro がいいな」
と答えた。
Azzurroとはイタリア語で水色のことで、現在の銀座nobunozaの壁の色だった。
「ちょっと待ってて」
少しするとPaolaがペンキのカラーカードをもってやって来て、
「Nobu、どの色?」
と聞かれた。

厚さ5cmはある本になっているカラーカードで、全部で何百色もあるようなものだった。
水色から青にかけても30色以上はあると思われた。
すごい色の数だな。
と少々びっくりしながら「この色がいいな」と、nobunozaの壁の色に近いものを選んだ。

「Nobu、次回はこのカラーの部屋になってるわ」
とPaolaが笑顔で言った。
隣でこのやり取りを聞いていたFranco夫妻も驚いたように笑っていた。

そして5月、お土産の口紅を渡すと。
「Nobu、Azzurroになってるわ」
と笑って部屋のキーを渡してくれた。




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そして5月、私は1枚の写真を持参しました。

この写真は、nobunozaの親しいお客様が数年前に撮ってくれたもので、
私自身が知らない一面を表現してくれてとても気に入っているものでした。
どこかに飾らなくてはと思って手元に置いていたのですが、
なんとなく飾れずに時間が過ぎていました。

前回の2月の訪問時に、
オーナー夫人のPaolaに、
「Nobuの部屋の色はどんな色がいい」
と聞かれ、
「Azzurroがいいな」
と答えたやり取りがあっての帰国後、
「そうだ、Hotel Bolognaに飾ってもらおう」
という考えが浮かび、今回持参したわけです。

「Nobu、ここに飾ったよ」
と、数日前に渡した写真をオーナーのCasareが笑顔で見せてくれました。
木の額に入って立派(笑)になった私の写真が、
彼が会計する時にいつも座っている場所のすぐ後ろに飾られていました。

翌日、Franco夫妻と食事をする時、
「あそこに飾ってくれたよ」
と、Francoに言うと、
「Nobu、very important position だね」
と、笑顔で頷いてくれました。

出発の日曜日の朝、Paolaに別れの挨拶をしてると、
「Nobu、これからはいつもあなたの写真があるわ」
と嬉しい一言。

これからも長い付き合いになるなと思いつつホテルをあとにしました。